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ござ先輩の主に技術的なメモ

要件定義はアートなのでは

要件定義が死ぬとシステム開発無理、なので要件定義重要。それはそうなんだけど、上手くやるには人類には難しすぎた。要件定義はアートなのではなかろうか。再現性に乏しく、経験値や個々人のアンテナの感度によって、成果がブレる。それに、クライアントにも左右される。要件定義の支援に入っても、そこで揉める。

真っ白いキャンパスがあって、そこにシステムを使った理想の世界的なものを書くわけだけど、そこにフォーマットや方法論が与えられたとしても、とりあえず何か作ったほうが100倍響くわ。ダラダラとそんなことを思ってたら、「SIやりてぇな〜」って気持ちが強くなってきちゃった。IT企画という翼をさずけたら、プログラミング経験が乏しくても、やっていけるもの。

SIとなると、SaaSじゃだめでPaaSが必要になる。そうなると、中小企業でも担げるのはkintoneしかない。安いし、拡張性高いし、運営は盤石だし、国産だし。あ●としすてむずとか高すぎて無理。サーバー立ててオンプレで入れるみたいなのも、ユーザー目線では重たく見えるだろう。

kintoneはリリース当初はこれは無理だろと思って横目に見ていてたんだけど、昨年から使ってみると「もうこれでいい、80点なら音速で出来る」と確信。それを100点にしようとしたらイニシャル10倍になりますけど、やりますかって。

kintoneでもなんでもそうだけど、辛いのは在庫の引き落としのように、裏でデータ連携をしないといけないロジック。入力値格納以外のロジックの数が多ければ多いほど、複雑になる。入力値格納以外のビジネスロジックが必要な場合、結局そこでトランザクションが入ってプログラミングしなくちゃいけないし、RDBに入れたいならばCDataとか使って、SQLゴリゴリ書けばいいだけだ。

クラウドの時代になってXaaSが増えれば増えるけど、結局SIが必要になる。導入企業の業務課題は千差万別だから、その隙間を埋めるのはSI以外の方法が存在しない。業務系のようなお金をかけたくないがデータが流れる仕組みはちゃんと作りたい領域において、kintoneのようなPaaSを使って、周辺システムはETL/API連携などでうまいこと組み合わせて、プログラミングの楽しさをプログラミング・レスで提供するSIerって、やっべーすげー面白そう。

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Facebookで流れてきたけど、2010年から専業ってすごい。その頃はAccess以下のものだったはずなのにね。でも、後追いするSIerがすげー少ない気がする。ネット上では、個人ベースの発信かエバンジェリストというステマの声しか拾えない。多分、使いこなせないんだよね。使い方を体系立てて教えてないから。おれ、それ教えられるしSIもできるんで、そっちやるわ。

この他に実はもう1個挑戦したいものがあって。ECなんだけどね。あー楽しい。事業計画練るぞ〜。