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ござ先輩の主に技術的なメモ

まさに「顧問プログラマ」だと思った話

素晴らしい話だった。こういう方を、顧問プログラマと呼ぶに相応しいと思いました。

blog.takeda-soft.jp

1000万と100万の違い

コストの掛け方が明瞭で良いですよね。1000万と100万の差って、成果保証(請負)かベストエフォートの違いが大きいと感じました。請負で納期カッチリ要件マシマシでやれと言われたら、リスクバッファを積むしか無い。

100万でやれる所いっぱいあると思います。100万にする方法を顧客が知らないのが大きいと思います。作り過ぎないとか、不毛な請負を求めないとか、そういう売り方の問題ですよね。言い方悪いですけど、最終的なリスクは顧客で負う(100万をドブに捨てるリスクを取る)代わりに、キチンとやることやれば(特に保守)90%OFFになるよっていう話、重要です。

プロジェクトオーナーは顧客だってのを受け入れるだけで、半額にはなりそう...

AWSでフェイルオーバー組まないと行けないレベルのSLAが求められるならまだしも、GMOさんのクラウドVPSとか、99.95%のSLA保証してるし、洋物ならDigitalOceanもSLA出してる。保守契約って、オンプレでハード調達して組んでた時代の話だと思っていて、レンサバやクラウドの品質を鑑みると社内システムなんてメンテすることがないですよ。S3にバックアップ取るシェル書くぐらい。

要件定義が出来ないとダメ

ワンオペの場合は、自分が要件定義することが出来ないと無事死亡すると思いますし、お客さんにもある程度要件定義に対する教育というか啓蒙が必要になるでしょう。ルームランナーで同じところを走り続けて10万円じゃ、お互い不幸。

また、ワンオペであるがゆえに、クソみたいな話がきた時に右から左へ華麗に受け流す術も覚えないと、無事死亡してしまう。もしくは、逆にガツンと言う。これじゃダメです、と。腐った鯛はゴミ。腐ったものは廃棄して、新しくするしか無いんですよ、と。

門前払いにも出来ないですけど、意味のあるお金を使うためには、顧客にこれはやってもらわないと or 理解してもらわないとダメだということ。すげー重要。ROI意識しよう。ROIってのはやってみて意味があるかないかだから。

お客さんの意図するところを1クリックで解決

複数の問題を一度に解決できた時ですよね、お客さんが一番グワッと来る時って。要はこれができれば、あれもそれも考えなくて良いよねっていう。僕も常にそう出来ないかを考えています。

共同経営か顧問契約

この2つが望ましいですよね。極論すれば、話だけ聞いて作業しなくてもお金がもらえる契約を結ぶ。会計士の顧問契約が一番イメージに近いなと思いました。そうしないと、10万ポッキリで終わっちゃうからね...。

継続的に顧問プログラマを使う意味を、もっと啓蒙していく必要性があるんじゃないでしょうか。そーゆーのを全国の商工会議所でやりたいっすね。