Life is Really Short, Have Your Life!!

ござ先輩の主に技術的なメモ

惰性でWebに赴かない

1年前に見つけたこの記述。今年はその言葉がすごく自分の中でクローズアップされてきた。

昨年、ブログで繋がる多くの方々に実際にお会いしてから、ますますネットに繋がっている時間が居心地良くなって、またiPhone効果も手伝って(これは大きい)、ますますウェブにコミットし続けたような気がします。

ただ、居心地のいいところに居続けることは‘意志の弱い自分’の成長には繋がらないだろうと思い、今年は、暇があったらウェブに向かうのではなくて、目的を持ってウェブに向かうようにしたいと思います。

ウェブに惰性で赴かないことを自分に課したいです。

2009年も宜しくお願いします - 勇気と想像力、そして少々のお金

これはすごく大切なことだと感じる。

ネットって自分にとって居心地のよい場所を構築しやすいけど、小野さんのご指摘にあるように意志が弱いままただダラダラとやってるだけじゃウェブに食われているだけ。自分の為にならない。僕はネットで自分にとって意味のある空間を作れたけれど、それが惰性になると楽しさが楽チンにとってかわるようになるだけで、自分の足場が重たくなる感覚を覚えたことがある。ウェブで起こっていること・盛り上がっていることに身を置くのは楽しいけど、翻って足元を見るとムラの話題でしかなかったりして、ちょっと空しかったりする。そこは距離を置かないといかん。

仕事を作っていくという意味で乱暴なことを言うが技術者の「内輪感」ってのは弊害も多い。技術者が技術を売ってる会社に売り込みに行けば、そりゃ下に入ることになるに決まってらって思ったから。横のつながりはあったほうがいいに決まってるし、目線が同じ仲間はいたほうがいいに決まってるけど、ベクトルは外に向けないと。異業種に目線を向けないと。ハイテクはローテクと融合するから意味があるのであって、IT屋がIT屋とくっついてもそれこそ内輪ネタで終わっちゃうんじゃない? 

今年は僕も今まで以上に「ウェブに惰性で赴かない」ことにしたい。

RSSを読んだりブクマしたりブログを書いても、そこに意思がないとさしたる変化は起きないし、結局リアルで何かを感じて意思によって意味を求めたアクションを起こして得た経験には勝てない。それだけが全てじゃないし、ウェブに赴く意味は人それぞれなんで、その内容を議論する気はさらさらないです。ネットは自分にとって意味があればいいのです。

あ、あと、今年は日経流通経済新聞(日経MJ)をとる事にした。あれ面白い。

ただ自分の居場所にじっとしてはダメなんですよ。外へ外へと出て行って巡り会って育てていかないと。机の前に座って情報を集めるだけではそこに熱がない。あなたを認めもしないし、刺激もしないし、ホロリともさせてくれないじゃないですか。

「仕事力」に散りばめられた金言の数々 - GoTheDistance

「机の前に座って情報を集めるだけ」の自分ではいたくない。

中村勘三郎の名言を結びに変えて。