今の世の中は、集めようと思えばおなかを壊してしまうぐらい情報に溢れています。
自分がやろうと思っていたことの延長線上には色んな先駆者がいて、
自分がやりたいなーと思っていたことを先にやっていたり、
自分よりずっと高いレベルで実現している、
なんてことはそれはそれはいっぱいあります。
それをみると、やっぱり凹みます。少なくとも気持ちの良いものじゃありません。
自分がまだ富士山の1合目にいたから見えなかった山の頂を目の当たりにしてしまう。
やっぱり辛くなります。
そして、それを見た後に山を登っても、恐らく結構な確率で失敗することでしょう。
「いいからやってみよう」も大切だし、「これって意味があるのかなぁ」と是非を問うことも、大切です。
そのあいだで揺れている時は、「いいからやってみよう」で解決できる問題のサイズが自分の能力よりもかなり大きい時です。
そんなときに出来ることは、たった1つ。
自分が解決できるサイズまで問題を分解して、階段を1つ1つ上っていくことです。
ココで重要なのは、その階段は1つ1つ「ジャンプ」しないと登ることが出来ない階段だってことです。
今までの足場を離れて「ジャンプ」しないと、新しい境地にたどり着くことは出来ません。
新しいことをやろうとすれば、絶対最初は失敗します。
やりたいことがうまくできなかったり、ノウハウが無いので大小さまざまな「うわぁー、やってもうたー」の連続です。
失敗の結果、全てを失うようなことになってはいけません。
失敗して次のアクションが取れなくなるのは、失敗じゃなくて自滅です。
でも、そうやること以外、他にやりようがないんだよなぁ。
自分は、自分。自分の速度しか、変われないから。
そうやって自分が解決できる問題を増やして積み上げていきましょう。
まだまだ、やれることは誰にだっていっぱいあるはずだから。