Life is Really Short, Have Your Life!!

ござ先輩の主に技術的なメモ

業界が自分の望む形になるまでには、人生は短すぎる

僕が登壇したベンチャー・カフェのイベントに来てくださった方ですよね!海岸沿いのSIerでの1年半、大変お疲れ様でした。

人月や技術的制約といった問題はエンジニアが一度は通る道ですし、レガシーなアーキテクチャのネットサービスもあれば最新技術を使った受託開発もあるでしょう。

大事な事は、システム開発を通して開発者とユーザーがどれだけ幸せになれるかではないでしょうか。自分が見てきたような「IT土方」の様な人達が少しでも少なくなればいいなと思います。

そういう流れを作っていくには、社内で出世して機会を伺うのは自分にとっては途方もなく気の長い事の様に感じ、外に飛び出す事を決めました

SIerを退職しました - ギークに憧れて

ええやん・・!その通りやで・・!

心情的によく分かります。僕のメインのブログを御覧頂いたSIer体質に絶望した方が転職される「あるある」なので、少し責任を感じる。今回のエントリは「業界の未来がない→会社の未来がない→1年半の経験で前職を全力DISエントリとはこれ如何に」という風に捉えられてしまったんでしょう。こういう経験は、会議の場や資料作りにおいて後々非常に活きてくる。累計で約3.8万のはてブを稼いだ僕が言うんだから間違いない。

彼のブログのコメントでNTT Dataに4年いてプロジェクト回さないと何もわからないとか言ってる粘着マンがいたけど、僕のエントリを読めば学生でも理解できるから全く問題ない。むしろ、書いてある通りだったでしょ・・・。「人数×単価×期間=価格」のビジネスモデルを続ける限り、僕が作った資料及びエントリで書いてきた問題点からは逃げられない。それを問題とするか是とするかは、自分が決めればいいこと。

単なる自分の溜飲を下げる為に書き始めた記事が旅をするようになって、誰かの人生に影響を与えたりどっかの会社の説明資料で引用されるようになるなんて思いもしなかった。下手なことは書けなくなっちゃった。有り難い話なんだけどね。

これだけは間違いないのは、業界が自分の望む形になるのを待つには人生は短すぎるのよ。自分を変えるほうがよっぽど早い。いいじゃない、自分の人生を生きれば。決してそれは自分勝手ではないのだから。「自分勝手に生きる≠自分の人生を生きる」だけど、それが「≠」になるためにはある一定の責任が伴うだけ。

個人的に最も重要な事はどのユーザー企業に身をおいたかなので、あとでこっそり教えて。お互い頑張ろうぜ~。