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Life is Really Short, Have Your Life!!

ござ先輩の主に技術的なメモ

ブログを書く意味について・・・

ブログを書く意味とは何か、という問いかけをまとめているトゥギャリがございました。トゥギャリと打つのが非常にかったるくトゥギャッターという命名は圧倒的な失敗ではないかと憤りを感じるのであります。

一個人がブログを書くことの意義 - Togetter

私も単なる一個人でございますが、おかげさまでブログで人生を切り開くことが出来ました。これも読者の皆様、ひいては「はてなブックマーク」のおかげでございます。いくら良い文章を書いても、はてなブックマークが拾い上げてる仕組みがなければ、真のアルファブロガーでおられるid:manameには届かず、私のブログは日の目を見ることはずっと無かった。確信を持って、そう申し上げることが出来るのでございます。

しかし、はてなブックマークに拾い上げられたとしても、それに意味があるかどうかはブロガーによって異なります。アクセス数は魔物であります。自分のブログが取り上げられるのが嬉しいのは初めのうちだけでございます。そのうち反響の大きい・少ないばかりが気になり始めます。視聴率の高低と番組の質は比例しないのは自明のことでありますが、そう割り切れないのが人間だもの、でございます。

Webの場合は数百程度のPVでは、全く反響も得ることができません。反応を返してくれるのは、アクセスしてくれた方々の0.1%ぐらいの割合でございますので、ネットでは圧倒的多数に視聴され話題にされなければ、自分のエントリに対する反響を得ることが難しいのであります。ということは、何を意味するかと申しますと、結構どうでもいい批評がてんこもりの数千近いPVが無ければ、自分にとって有用なフィードバックを得ることが困難なのが実情なのでございます。

ブログを書く意味はわからないままですが、ブログの成果物なら知っています。たいした話じゃございません。たった1つ、でございます。たった1つ、どなたにも得られること。それは自分の成長、でございます。ブログを続けていくことで、後ろを振り返って自分のドットを振り返ることが、誰にでも可能なのでございます。

ブログは書くこと自体に意味があり、面白いものであります。Webに公開しているから、反響がなければ面白みもないと感じられるかもしれませんが、反響のあるないは「たまたま」でございます。あるにこしたことはありませんが、大抵の人は「反響の不協和音」に耐えられなくなります。取らぬ狸の皮算用、でございます。反響そのものが欲しい場合は、また話が違ってくるのですが。

ブログの一番の読者は自分であります。自分を取り巻く環境は、時間の経過と共に多かれ少なかれ変わっていきます。その変化は断続的であり非連続的ですから、その変化の狭間にいる時は自分を振り返って「あ、なんか変わったな」と気が付くことは、なかなかに困難なことではないでしょうか。

スティーブ・ジョブズの伝説的なスピーチの一説で、「先を見通して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。ドットがつながっているという確信が、皆と違う道を歩んでも大丈夫という安心感を与えてくれる」という一説がございます。真理でございます。2005年からブログを続けて、2011年10月7日の今に立って振り返ってみますと、自分の文章の輪郭を築いてきたコアが変化していることがハッキリとわかります。その変化の意味を裏返せば、自分が求めているものが見えてくるのでございます。内なる声、でございます。

「人は文章を書き抽象的に物事を考えて成長していく」と申します。その意味は何かと言えば、自分が関心を持った物事に遭遇し、自分なりにその物事の成り立ちを考え、自分なりの枠組みに落とし込むことにございます。そういった力は、生きる上でかなり直接的に役に立つのでございます。自分に起こる全ての物事は、体験するだけでは身にならない。自分の人生に組み込まれてはじめて経験として機能するのでございます。その時に、ブログを書き連ねていくことが、とても役に立つのでございます。ビンビンでございます。また、書き連ねて外部媒体にはき出すことで、とりあえず自分の心から洗い流すことが出来ます。カタルシス、という作用でございます。

これらはブログの持っている特性ではなく、日記帳でも同じ効用を得ることが出来ます。日記では得られないのは他人とのつながりに尽きるのですが、その意味を感じることが出来るには潜伏期間がございます。気長にゆっくりとつきあっていけばよろしいのでございます。続けていく中で、長年連れ添った素晴らしき夫婦のように、年を重ねるごとに自分を高めてくれるのでございます。

本日はApple社の創設者、スティーブ・ジョブズ氏が逝去された日でございます。氏の遺した言葉を引用しながら文章を書くことが、手前共の追悼の意でございます。

So You MUST keep Looking, Don't Settle.