主婦業がなぜ大変なのかダンナ目線で語ってみるよ
書き方がアレで色々叩かれている上に、最後は宣伝だというから恐れ入る。主婦の味方路線で書いているのに逆効果すぐるのが雅だ。そりゃニュー速にネタにされもするわ・・・。
どうも全体的に｢専業主婦って金稼ぐより全然ラクだろ、寄生を前提とした根性で嫁になろうとするなよ｣という怨念のような空気をこの話題の記事から感じてしまう。もっと言うと女性に対する男の｢のび太のくせに生意気だ｣のような原始的な怨念というものを感じる。
ダンナは仕事して大変な思いをしているのに、｢家事すらできない｣ってどーゆーこと？って言う。で、得意技はコレだ→｢誰の金で食っていけているんだ？｣それをいっちゃあオシマイよ。だけど、最後はそこになっちゃうんだよね。懐が寂しくなかったらケンカなんかしないんですよ、ほんとにｗ 衣食住に不満が無ければ大抵のことは笑って許せるのが人間。
思うに、仕事と家事を同じ天秤にかけちゃうのが実はよろしくないんではないでしょうか。
家事はお休みが無い上に出来て当たり前なので報われるポイントが皆無に等しい。なかなか｢ありがとう｣を言われない。そして、家事ってのはものすごいいろんな人に気を配る性質の仕事だ。自分以外の誰かの為にずっと動き続けなくちゃいけない。家庭を守るってことは、そういうことなんだよ。気疲れしちゃうんだよ、奥様は。ここが僕は一番大変だと思う。自分だけの家事しかやったことが無い人にはたぶんわからない。
逆に僕は｢仕事で疲れているんだ｣という態度のダンナにも問題があると思う。疲れているのはお互い様のはずでしょ。そんなこといわず、｢お疲れさま｣ってお互いに声を掛け合えばいいのにね。自分の奥さんが可愛くないのかなぁって思う。仕事なんて、正直いくらでも代わりがいる。No Man Is indispensable.でも、家庭はそうはいかないんではないでしょうか。
仕事ってのはスタートとゴールがあるから、途中の道がモヤっとしても｢やればいい｣という類のものが多い。やらんでもいい、という選択も可能。こういう直接的な負荷はわかりやすいし、耐え易い場合もある。HOWに注力すればいいからね。その意味でサラリーマンは気楽な稼業って誰かが言ってたけど、あってるよ。家事は気楽な稼業とは言わないねぇ。
でも、家庭の問題は人間関係に起因するものが多いから、動きたくても動けないケースも多い。常に頭の片隅にこころが安心できない環境がある程度続くと、人間すげー疲れるんだぜ・・・。
ということを念頭において家庭内の物事を考えていくと、仮にダメという結論が出ても納得がいくし、次に活かせるのではないかと思います。
