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ござ先輩の主に技術的なメモ

ブクマやTumblrがアウトプットだとは思えない

概ねhejihoguさんと同じなんだけど、ここだけ僕が首をかしげたところ。僕とは「アウトプット」に対する考え方が違う。

ブクマ(はてなブックーマーク)するのも、スターつけるのも、twitterでつぶやくのもTumblrにポストするのも、みんな一種のアウトプットだと思うけれど。ブクマやスター、tumblrなら「私はこの記事に興味あります」「感心しました」というアウトプットだし、twitterのつぶやきも立派なアウトプット。

インプットとアウトプットの両方が充実すると更に面白くなるネット - 北の大地から送る物欲日記

僕はアウトプットを「自分の言葉で発信すること」だと思っている。ぶくましたりTumblrしたりして、その内容を自分の言葉で語れるのなら、立派なアウトプットだと思う。他人の言葉でも、自分で説明が出来れば、それは自分の言葉。でも「これいいねぇ」っていうのだけでは自分の言葉で説明できていないので、忘れちゃう。「あ、そういえばこの話は以前ブクマしたあれであんなこと言ってたな」っていう所には繋がらないと思う。

ブログ書いたりTwitterやったりTumblrしたりブクマしたりってのは、確かにPermalinkが生成されてモノは残ります。自分の意思による産物ですし、自分の為だとしても結果的に外界に向けて何かを発信している。

でも「Web上で発信すること」と「アウトプットを作ること」は全く違う。そこが僕とへじほぐさんの見解が分かれているところ。

毎日200~300くらい記事読んで、ぶくまつけて、スターつけて、TwitterやらTumblurにポストして。

自分は情報を大量にインプットしてるつもりだった。なんとなく勉強して偉くなったつもりになってた。

でも、そうやってため込んだ知識は他の人と話すときに何の役にも立たなかった。

つまり、これはインプットじゃあなかったわけだ。だってアウトプット口がないんだから。

ネット巡回がインプットにならずただの消費になっていた

こちらの増田さんが「他の人と話すとき何の役にも立たなかった」のは、ぶくまやTwitterでインプットしたものを咀嚼して自分の言葉で語る機会をうまく構築できていなかったからでしょう。それを「アウトプット口がない」と表現しているんだと思います。

僕はブクマはインプットだと思っている。僕の中ではブクマやTumblrはインプットでしかない。ふぁぼもそうかな。クロールして「一堂に会する」場があるから「外に向けて発信しているように見える」だけで、それ単体ではインプットなんじゃないかなぁ。発信することが好きでそれは一種の趣味と考えるなら僕も違和感はないのだけれど、インプット/アウトプットの軸で考えると、インプットした内容をどこかで使って説明できない or 成果を残せていないのならアウトプットとは呼ぶにはちょっと乱暴ではないかと。

わかりにくい話になってしまったが、「発信」と「アウトプット(成果)」は必ずしもイコールではない、というお話です。