Life is Really Short, Have Your Life!!

ござ先輩の主に技術的なメモ

No Man is Indispensable

インターネットの備忘録(はてなブログ版)を読んで、全く関係の無いことを語るお時間。

タイトルの言葉は僕が高校生の頃に出会った言葉で、今でも強烈に覚えている。和訳すると「かけがえの無い人間なんて、いないんだよ」という意味です。

ふろむださんが「大統領でも変わりはいます」って書いていらしたけど、全く持ってその通りでして、この言葉は「わたしがいなくてはならないのだ」という傲慢に対する戒めの意味で使われるのだ、ということを12年経った今、初めて知った。

僕はワーカホリックですが、働けば働くほど組織体ってものはそういうものなんだと思います。

ミッションがあれば、代わりはいくらでもいる。組織の継続にはミッションとコミットメントだけあればいいんです。そうすると、勝手にルールのようなものが出来上がります。

ただ、ルールを越えて新しいカイゼンを生み出す為には、人一倍情熱を必要とします。

社長さんをはじめお偉いさんは、部下が自分よりも情熱が少ない・薄いことを愚痴ることがありますがそれは至極当然のことで、事業を作って回している人とその中にいる人では、情熱の絶対値が違います。みんなが「私と同じぐらいの情熱を持って考えて欲しい」と望むのは、ハッキリ言って無理です。これが悪いベクトルに傾くと「お前は努力が足りないのだ、他のものを見ろ。みんなコミットしているではないか。」という不必要で本質的でない役務を担わされるブラックな方向に行きます。

押し付けたら絶対と言っていいほど、人は動かない。

情熱を生み出すのは個々人の意志よりも、環境であり「仕組み」なんだと思うんです。そーゆー環境を作らなくてはならない。ディズニーのキャストのように自分の会社の従業員が振舞ってもらう為にはどうしたらいいのか。

僕は、最近そんなことを考えている。

人は仕事を選ぶことは出来なくても、仕事をどのように行うのかは選ぶことが出来る。楽しく仕事をしてもらえる為に、自社で使っているシステムをもっと便利にしたい。「迷った時にこいつを使うとすごくラクだよ」っていう状態を作ってはじめて、自発的なカイゼンの機運が生まれるんじゃないだろうか、と思っている。トップは別だけど、その他大勢のふつーの従業員は「使い勝手」を気に入ってくれて、初めて今後の方向性について気づくことが出てくる。

多分、そんな感じだと思う。

他にも書きたいテーマがあるけど、超*100眠いので寝る。