Life is Really Short, Have Your Life!!

ござ先輩の主に技術的なメモ

で、あなたはハンディカムを買うんですか?

買わないでしょ?

この動画が愛おしいわが娘の成長を記録することをの体験を味わえる素晴らしい広告ムービーということだけど、だから何なのって思った僕はどうしたらいいんだろう。

わが娘の成長を記録してマイムービーを作ってWebで保存できて、みんなでシェアできるんだよっていうサービスの宣伝ならわかる。わいふぁい的な何かによって動画や写真をアップするとそれがスライドショーになって出てくるんですよー、っていうのなら理解できるよ。こうやって取ったものを結婚式とかで流してくださいよ的な。ハンディカムに入っているなんちゃらソフトがあればすぐにできるんですよ、みたいな。それならばわかる。コンテンツに対する付加価値をメリットとして訴えるわけだ。

このムービーはソニーの名前出している以上、ソニーのハンディカムを購入させるための販促のためにあるのは間違いない。しかし、このイメージが実際の消費につながる、つまりハンディカムを買うのかと言えば疑問符が付く。「これだけの体験がソニーのハンディカムを買えばできるんだ!」っておい。そんなお人好しはいないんじゃないかな~。

ぶっちゃけると、中身は何でもいいんですよ。ハンディカムで撮った中身に対してユーザーは興味がないと思う。ハンディカムで撮る意味が重要なのであって、撮った中身を「ほーら素敵でしょ!」と言っても、「だから何なの?」って言われてしまうと思う。撮れることと、撮ったことの間とでも言うのかなぁ。この微妙な感覚が頭から抜け切れていない。

その昔PS3の販促ムービーをWebで公開していた時も、PS3で遊んでいる楽しそうな人たちを終始映しているだけという無意味極まりないムービーだった気がする。ついに狂ったかと思った。PS3を売るんじゃないの?なんでPS3である理由を語らないのだろう。Wiiの場合は実際にプレイしている人が明らかに今までのゲームとは違い、その風景そのものがセンセーショナルだったので、意味があった。でもプレステ3はそうじゃない。今までの延長線上の路線の、最高峰を目指していたように思える。

なにぶんゲームにも家電にも疎い僕の主観なので乱暴極まりない書き方になったので、サブブログに投下して終わり。