Life is Really Short, Have Your Life!!

ござ先輩の主に技術的なメモ

No Pain, No Gain.

id:amachangの件でふと思ったことを、まったりと書く。

僕はamachangが自分のノウハウを話してくれること自体がすごいことではないだろうかと思っている。今回のJJUGのイベントについても、基本的に彼はボランティアで動いてくれている。ボランティアで動くというのは、ふわふわとして目に見えない見返りのようなものがきっとあるとどこかで思っていない限り、多分出来ない。少なくとも継続は出来ない。ただ奉仕しろと言われてはいそうですかと従う人間なんていないじゃないですか。

要するに、こう考えてみるといいのではと思うのです。

今回、彼はハイリスクノーリターンを覚悟で動いているのではないだろうか、と。

別に出なくても良かったんですよ、彼にとってみれば。前に出れば風当たりも強くなりますし、心すれ違う機会ばかりが増えていくことだってあると思います。それってリスクなんじゃないんでしょうか。嫌なことばかりかもしれないことを引き受ける勇気があってこそ、イベントの中の人は出来るんだと思います。晒しageは誰だっていやだから。

僕自身も色々と自重せずやらせて頂いて、色んな中のヒトの事情や立場や気苦労みたいなものが見えてくるようになったため、一概に斜め上から悪く言うことは意味が無いと思うようになりました。わからないから、知らないから言える事も大いにあるのではと思います。基本的に。そういった言及に全てバカ正直に正面から向き合ってしまうと中の人は潰れてしまいますので、スルー力というのでしょうか、そういったのが自己防衛の為に必要に迫られることもあるかもしれません。うしろ向きな話ですけれど。

Yoshioriの例のエントリも、彼自身相当落ち込んだんじゃないでしょうか。その反動でああいうエントリが生まれたんだと思います。ひがさんが大人の流儀をみせておられましたけど、情熱をつなぎとめる何かに冷や水をかけられると本当に凹むものですので、すごく気持ちは分かりました。

真摯な言葉には僕は耳を傾けたいし、他人の情熱は素直に応援したい。

ネタにされたヒトはマジレスしたくなるのも当然じゃないですかね。やっぱりどんなヒトでも多少は落ち込みますよ、心無い言いっ放しに近い言及を見れば。そういったことに対しては生産的な議論にも発展する可能性も低いですから、スルーするほうがいいと思うのですが、人間だもの。

自重せずアウトプットを生み出して前に出るために払っている犠牲についても、少し目を向けて欲しいなと思います。コストを払わないで得られるものはどこにもないのですから。