WPFのXPSDocumentの横向き印字
Programmer's Report: WPF で横長(Landscape)印刷をするを参考にしつつ。
こんなコードで横向き出来ました。
var printQueue = new LocalPrintServer().GetPrintQueue( "YOUR PRINTER NAME"); PrintTicket ticket = printQueue.DefaultPrintTicket; ticket.PageMediaSize = new PageMediaSize(PageMediaSizeName.ISOA4); ticket.PageOrientation = PageOrientation.Landscape; var xpsDocWriter = PrintQueue.CreateXpsDocumentWriter(printQueue); FixedDocument fixedDoc = new FixedDocument(); for (int i = 1; i <= invoice.totalPage; i++) { var fixedPage = new FixedPage(); fixedPage.Width = 11.69 * 96; fixedPage.Height = 8.27 * 96; var pageContent = new PageContent(); fixedPage.Children.Add(new MyUserControl()); ((IAddChild)pageContent).AddChild(fixedPage); fixedDoc.Pages.Add(pageContent); } xpsDocWriter.Write(fixedDoc, ticket);
- PrintTicketで横向きにする
- サイズを決め打ちでfixedPageに与える。
- XPSに書き込む時に、引数にTicketを与えておく。
以上です。
C#でプリンタの接続ステータスを拾う
こんな感じで拾えますので、どぞ。System.ManagementのDLLに参照を追加してImportしておいて下さい。
public static bool IsPrinterOffLine(string printerName = "") { ManagementScope scope = new ManagementScope("\\root\\cimv2"); scope.Connect(); // Select Printers from WMI Object Collections ManagementObjectSearcher searcher = new ManagementObjectSearcher("SELECT * FROM Win32_Printer"); foreach (ManagementObject printer in searcher.Get()) { if(printer.GetPropertyValue("DeviceID").Equals(printerName)) { return (Boolean)printer.GetPropertyValue("WorkOffline"); } } //プリンタが見つからないならtrue return true; }
Windowsアプリの自動テストはFriendlyが良さげ
WPFでデスクトップアプリを作りまして、画面操作のテストが非常にめんどくさい。Seleniumに該当するものが無いかを簡単に調べてみた。大きく分けてこの3つがあるようだ。
- UIAutomation
- Winium
- Friendly
UIAutomationというのはMSが標準で用意している画面操作のテストライブラリ。VisualStudioを起動して、そこにテストコードを書いていく。WiniumはSeleniumにインスパイアされたWindowsのデスクトップアプリを操作するライブラリで、UIAutomationのラッパーライブラリのようだ。どっちを使っても大差は無さそう。FindByXXXの呪縛からは逃れられない。
で、もう1つの選択肢がこちらのFriendly。
対象プロセス(端的に言えばテスト対象のアプリのexe)を別のプロセスから操作することができ、対象プロセスが保有するすべての属性や関数にアクセスすることが出来る。なぬ? FindByXXが不要でUIテストのコードが書けるってこと?!それはしゅごい。それだけで心が動く。
APIを詳しく見ていないのですが、僕はXAMLに全然ElementNameを書いていない。MVVMではそんなもの原則不要。ボタンは全部ViewModelのコマンドにバインドしているので、バインドされているViewModelのコマンドをUIテストコードで直接キックできれば楽にテストが書ける...
え?出来ちゃうの?バインドしてるコマンドでボタンを特定してキック出来るっぽいコードが書いてある。なにそれすごい。
ishikawa-tatsuya.hatenablog.com
var app = new WindowsAppFriend(Process.Start("Target.exe")); WindowControl main = WindowControl.FromZTop(app); //ApplicationCommands.Closeの割り当たっているボタンを特定 var buttonClose = main.LogicalTree().ByType<Button>().ByCommand(ApplicationCommands.Close).Single();
・・・GWの連休課題で試しに動かしてみたいと思います!
営業事務(マーケ担当)はSQLを覚えるべきだし、2時間で覚えられる。
めっちゃええ話。これはすごく意味がある。細かいツッコミをすれば、上記はSQLを簡単に投げられるようになった話でありSQLを駆使できるようになったわけではないのだけど、そのうち覚えるやろ。
弊社では商品企画を担当する社員がおりまして、ExcelでVLOOKUPはできるけどデータベースの操作はしたことがない、というレベルです。僕が隣でSQLを書いているのを見て、「これなら出来そうだから教えて」と言われたので、教えました。2時間の講習でここまで覚えてくれました。
- データベースとテーブルの関係
- SELECT,FROM,WHERE,LIKE,ORDER BY
- JOIN,GROUP BY,CASE-WHEN
- 簡単なDB関数
なので、「エプロンという品名の商材を抽出して、伝票日付が4月と5月の売上の2013年以降の年度別の対比が見たい」というSQLが書けるようになりました。具体的にはこんな感じです。
select year(e.billdate) as yearly, sum(case when month(e.billdate) = 4 then ed.ordernum else 0 end) as 4月, sum(case when month(e.billdate) = 5 then ed.ordernum else 0 end) as 5月 from earning_details as ed join items as i on i.id = ed.item_id join earnings as e on e.id = ed.earning_id where e.billdate >= 2013 and i.name like '%エプロン%' group by yearly
微妙に構文が違ったりすることはあるんですが、その辺はどうとでもなります。やってる内容がわかれば。
以下、説明に使ったナイストーク集です。
データベース is 何
Excelで例えました。データベースはブック、テーブルはシート。シートに名前があるように、テーブルにも名前がある。また、シートに作れるのは一覧表だけ。一番上の行にカラムの名前を決める。商品というシートならそこに品番、品名、売値などがあって、それと同じという話をした。3分で理解できました。
JOIN is 何
JOINは別テーブルにある同じカラムで参照することで表を連結することでーすと説明しました。売上明細には品番はないけど、商品IDというカラムがあります。売上明細の商品IDカラムは商品テーブルのIDと同じものですので、商品IDでくっつけると横になが〜い表ができるでしょという話をしました。3分で理解できました。
こまけぇこたぁいいんだ。SQLは集合指向であることさえ伝われば。
改めて思ったのは、SQLはSELECTが9割ってことでした。おしまい。
2020.01.06 追記
SQLを学習できるWebサービス作っちゃいました。
www.start-sql.net
プログラミング未経験者がSQLの習得に挑戦するでござる
select itemcode, name, lot, price from items where itemcode like '%MA-080%' order by itemcode asc
元々はこんなSQLを書いているのを実妹が見ていて「これなら私でも出来そうだから教えて」と話が来た所に端を発する。
確かに言われてみれば、下記のPHPのコード(WPのfuncitions.php)よりも圧倒的に文脈がわかりやすいわ。
<?php function custom_login_logo_url_title() { return 'Custom,Inc.'; } add_filter( 'login_headertitle', 'custom_login_logo_url_title' ); function custom_login_logo_url() { return get_bloginfo( 'url' ); } add_filter( 'login_headerurl', 'custom_login_logo_url' );
データベースとのテーブルの関係なんて、Excelに例えたらブックとシートみたいなもんだ。「=Sheet2!B1」でテーブル名Sheet2の左から2番めのカラムをさしまーすとか、適当に説明が付くし。
1週間あればクロス集計ぐらいできるようになるんちゃうかな〜 先生がええからな〜(え
WordPressのwp_cronの実行スケジュール雑過ぎワロタ
WordPressにwp_cronとかいう関数があるんで、おおデーモンになってくれて空気読んでくれるのかなとおもいきや、そんな訳がなかった。
処理がスケジューリングされていても、サイトにアクセスがなければ実行はされませんし、アクセスのあった時間が基準となるため、確実に指定時間に実行されるわけではありません。
WordPressで擬似cronを使ってバッチ処理を定期実行させる方法 | コワーキングスペース7F
なんですと。Webアクセスをきっかけにcronの実行可否を判断するわけだ。9時半にセットしても9時45分にアクセスが来たら、実行時刻は9時45分になるってことだね。なるほどね〜
ただ「定期的にWebアクセスをすればスケジュール通りに実行される」のであれば、一番簡単のはcurlするcronを仕込めばそれで終わりか。そう考えると「まぁそれもありか」という気がする。
UNION句を久しぶりに使ったのでメモ
テストデータを整備するのに、YというテーブルのIDを外部キーとして持っているA〜Dのテーブルのレコードを集めて1つの表にする必要がありました。
こういう時はUNIONの出番です。
select zzz.id, zzz.name from ( selct y.id, y.name, from y_table as y join a_table as a on a.y_id = y.id --A_table union selct y.id, y.name, from y_table as y join b_table as b on b.y_id = y.id --B_table union selct y.id, y.name, from y_table as y join c_table as c on c.y_id = y.id --C_table union selct y.id, y.name, from y_table as y join b_table as d on d.y_id = y.id --D_table ) as zzz
派生テーブルにしておけばorder_byもwhere句も使えます。zzzの後に。
ただ、MYSQLの場合はUNIONした結果をFROM句に持ってくるのはサブクエリでしか無いので、WHEREをFROM句の外に書いてしまうと爆裂重くなるかもしれません。その時はUNIONしたい集合をはじめからWHEREで絞りましょう。